なぜSDSUだったか - 1

なぜSDSUだったか - 1

※入学前に遡って投稿しています

 

スポーツマネジメント留学を検討している人の中で、UMASS Amherst(マサチューセッツ州立大学アーモスト校)やUniversity of Oregon(オレゴン大学)、University of Ohio(オハイオ大学)、Columbia University(コロンビア大学)やその他のスポーツマネジメントプログラムを志望校として検討している人達は多いかと思います。どれが良いとか悪いとかあるにはあると思いますが、大事なのは「その学校の授業内容、および環境が卒業後に実現したいことに適しているか」だと思います。それは卒業直後の就職先かもしれませんし、それより先を見据えた上での判断になるかもしれません。私は次のような軸でSDSUを第一志望校としました。

  • 「MBA」であること
  • 経営学に重点を置いたプログラムであること
  • NCAA1部リーグの強豪フットボールチームがある事
  • スポーツMBAでランキングの高い学校であること

 

 

  • 「MBA」であること

これは勝手に私がスポーツマネジメント留学を検討している人達の間で「重要なのにあまり意識されていない事」なのではないかと思っているのですが、「Sports MBA」と「Masters of Science in Sports Management」は種類が違うプログラムです。前者はMBAと言われているように卒業後肩書として「MBA」を名乗れるプログラムですが、後者はそうではありません。

SDSUのスポーツMBAは” AACSB-accredited MBA”と唄われているように、AACSBというビジネススクールの国際的認可団体から正式に「あなたのプログラムはMBAですよ」と認可されており、その人が受けた経営学的教育の質と幅が担保されているわけです。AACSBにはハーバードやスタンフォードなどのトップビジネススクールも含まれています。

一方で、MBAを冠していないスポーツマネジメント大学院は必ずしも「経営学」にフォーカスを置いていません。経営に必要な財務や会計の授業がなかったり、何か他のところに重点を置いたり、差別化している事が見られます。例えば、コロンビア大学のスポーツマネジメント大学院はそうです。”MS in Sports Management”と唄われてようにMasters of Scienceであって Masters of Business Administration ではありません。デジタルマーケティングやスポーツアナリティクスに重きを置いているようです。

もう一つ「就職」という大事な視点があります。何の分野で勉強したのかは就職活動や労働ビザの申請においてもアメリカではかなり重要になってきます。一般的にOPTの後アプライできる就労ビザはH1Bビザですが、自分の卒業した分野での職種に就職対象が限定されるという事です。SDSUの卒業証書にはSports MBAとは書かれておらず、「MBA」と書かれていると卒業生から聞きました。やはり卒業後何をしたいかをしっかり見定めて学校を選定する必要があります。「MBA」として卒業できれば、スポーツ業界に絞ってアメリカで就職活動をする必要はありませんが、「スポーツマネジメント修士」で卒業すると、スポーツ業界でしかビザが出ないでしょう。(たぶんほぼ間違いなく)「MBA」で卒業しておけば、志望していたスポーツ業界に一旦は入れなくても、他の一般企業に就職して、グリーンカードを入手してから再度スポーツ業界に挑戦、というシナリオも描けます。とにもかくにも就労ビザは大きな壁になるのです。一旦卒業後にコンサルティング会社も検討している私としては、選択肢を多く持つという意味でもMBAのプログラムである事を絶対条件にしました。