SMBA出願準備

SMBA出願準備

※入学前に遡って投稿しています

 

さて出願書類情報です。SDSUの出願には、下記の物が必要でした。公式にも書いてはいますが、ページが分散していてまとまっていなかったり留学生だけに必要なものがあったりするので、まとめました。

 

1- 職務経歴書 Resume

もちろん英語です。日本語の履歴書とは形式が違うので、ちゃんとググって勉強しましょう。簡単に作る方法としてオススメなのは Indeed という転職サイトで質問に答える形でフォームを埋めていく方法です。それだけで履歴書をPDFにしてくれて、ダウンロードできます。基本的には2ページまでが限度と言われそれ以上やると書きすぎと言われますが、私は学生時代スポーツ関連企業数社でインターンをしておりそれをどうしても入れたかったので3ページになりました。

2- 学部時代GPA Transcript

こちらも英語です。私の卒業した大学では、学部の事務室に問い合わせたら英語で発行してくれました。SDSUのスポーツMBAオフィス宛に卒業大学から原本を厳封直送してもらう必要があるので注意しましょう。2.85以下は足切りとHP上には書いていますが、2.83でも出願できました。さすがテキトー社会アメリカ。※でも合格後に「ある条件」を知らされます!

3- 卒業証明書 Graduation Certificate

英語であることはもう全部そうなのでいう必要ないですね。こちらも大学から原本直送が必要です。卒業学部の事務室に問い合わせましょう。

4- 推薦状 Recommendation Letters

2通要ります。私は大学時代の教授でスポーツ法学を専門にされている先生と、オクタゴンでインターンをしていたときの上司にお願いしました。所定のPDFフォームを埋めてもらい、推薦者からSDSUにこちらも厳封直送です。大学時代のインターンもゼミの選定もスポーツMBA進学を見据えて、しっかり卒業後定期的に推薦者とはやり取りをしていました。今大学生で将来スポーツMBAを考えている人はしっかりこの点意識した方がいいです。人脈を作って維持することはとても大事です。なお、日本からEMSで推薦者の方々から送っていただきましたが、SDSUの一括窓口に届いてから2,3週間アドミッション担当者に届くまで選別に時間がかかっていました。これは提出書類全般に言えますが、ちゃんと担当者にメール入れておけば、期日に間に合っていなくても受け付けてくれます。テキトー社会アメリカ。

※Cal State Applyという州のポータルでアカウント作って出願意思表示をするのは締め切りがカッチリしているみたいなので注意しましょう。

5- 志望理由書 Personal Statement

Cal State Applyで出願申請すると、アドミッション担当者からメールで選考課題が届きます。パワーポイントかビデオを作って表現しろとのこと。私はパワポに自信があったので、

  • 日本社会にたいして持っている問題意識とそれをアメフトのプロリーグを創設して解決したいこと
  • 自分の現状のスキル経験人脈と、在りたい自分のスキル経験人脈のギャップを、スポーツMBAでの勉強およびインターンで埋められること

を説明。合格時に「It was phenomenal」とのフィードバックを頂戴しました。

6- 小論文 Admissions Essay

現状のスポーツビジネス界にある問題や、成長の余地がある部分について解決アイディア、ビジネスアイディアを述べよというもの。バーチャルリアリティーの技術発展がスポーツビジネス界に与えるインパクトを予想し、ビジネスアイディアを論じました。

7- TOEFL

80以上が水準です。大学時代留学をしたくてTOEFLは受けており最高87点とった記憶があったので、そんなに心配していませんでしたが、4年間の駐在生活オフィスは米人だけの環境で生活した甲斐あって、ノー勉で95点でした。(GMATのVerbal勉強でTOEFL勉強を兼ねた)

8- GMAT

恥さらし承知で正直に書きます。HP上には、「540点以下を合格させることは稀」と書いていますが、スポーツMBAオフィスの人からは留学生は500点以上でいいよと言われました。私の場合、準備期間が2か月もなかったうえに、日本人が本来得意であるはずの数学はとても苦手だったので、最初の1か月は数学をとにかく鍛えました。こちらで知り合ったUCSDのMBA日本人学生にGMAT数学を特訓してもらい、最初の模試よりも本番の数学の点数は伸びましたが、公式スコア490点で10点足らず。。。

スポーツMBAオフィスに問い合わせると、「もう一回受けて」と促されたので、今度はVerbalをe-gmatというインドの格安オンライン講習で特訓開始。猶予は3週間未満。結果Verbalは少し伸びたものの今度は数学ペース配分を誤り、時間切れで総合スコアはガタ落ち。不甲斐なさ過ぎて、落ち込みましたが、翌日スポーツMBAオフィスのディレクターに電話して入学への思いを伝えたら合格をくれました。笑 志望理由書がPhenomenalだったのが効いたようです。

※E-Gmat自体はR&Dにものすごく力を入れていてオンライン教材としての出来は高く、私はお勧めです。

9- 資金力証明

留学生は留学に充分な資金を持っているかを証明する必要があります。これはI-20というF1ビザ申請に必要なものをもらう上で必要です。私の時は生活費込で、$62,000以上ある事を証明する必要がありました。もちろん英語で必要なので日本の口座しか持っていない人は銀行に相談する必要があるでしょう。ちなみにSBI銀行だとオンラインで英語の残高証明をPDFでダウンロードできて便利でした。